世界的に活躍するアートディレクター・八木保氏の仕事を可視化する「仕事と周辺」シリーズ。
1997年発行された書籍で、現在は絶版となっている稀少本です。

八木氏が独自に確立してきたビジュアル・プレゼンテーションのコンセプトである「観る、聴く、嗅ぐ、触れる、味わう」の五感をテーマに、8つのプロジェクトに分けて紐解く。ビジュアル・コミュニケーションと人との出会いの大切さをデザインワークの基本に据えた内容となっています。

また、当時サンフランシスコを拠点にされていたTamotsu Yagi Designの貴重なアトリエの写真も収録されています。

※書籍は古書になります。若干のシワや褪色はございますが、大きなダメージはございません。

八木 保　1949年 神戸生まれ
1984年にサンフランシスコのアパレルブランド“エスプリ”のアートディレクターとして渡米。カタログ、パッケージ、プロダクト、ストアサイン等のビジュアルコミュニケーションを手掛け、世界中から高い評価を得る。86年にはAIGA(American Institute of Graphic Arts)のリーダーシップを受賞。91年にTamotsu Yagi Designをサンフランシスコに設立。100点にも及ぶデザインワークがサンフランシスコ近代美術館のパーマネントコレクションに選ばれている。95年には芸術分野で活躍するアジア人に与えられる貢献賞をアメリカ政府より受賞。アメリカ、日本のみならず世界中にクライアントを持ち、現在はLA・ベニスビーチに拠点を移しデザインワークを行っている。